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1178年(治承2年)夏、伊豆国の蛭ヶ小島に流されていた源頼朝は、伊豆山密巌院の阿闍梨覚淵の坊にいた。 その頼朝を慕って伊豆山へやってきたのが北条政子。 政子は父時政が決めた伊豆国目代山木兼隆との婚礼の夜に伊豆山へ逃れ、足川の地に隠れたのだという。 その知らせを受けた頼朝と政子が劇的な対面をしたのがこの太鼓橋(「逢初橋」)だったと伝えられている。 「逢初橋」は、般若院前の消防団第4分団横から入る古道に架けられてる。 |
この石橋は、2021年(令和3年)7月3日の土石流で流されてしまったようです。 |
逢初橋は、古代、伊豆山沖で難破し初島に漂着した初木姫が伊豆山に渡り、伊豆山彦命と初めて出会った場所と伝えられることから、そう呼ばれるようになった。 伊豆山神社の結明社には、初木姫が養い育てたという男女の子の伝説が残されている。 国道に架けられた朱塗りの橋は、1880年(明治13年)に建設されたもの。 橋のたもとには北条政子が建てたという逢初地蔵堂がある。 |
結明神社本宮 |
逢初地蔵尊 |
伊豆山神社は、古くは走湯大権現とも呼ばれ源頼朝と北条政子が崇敬した神社。 境内には、二人の腰掛け石が残されている。 |
静岡県熱海市伊豆山上野地708番地1 JR熱海駅からバスで7分 |
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