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伊豆山神社は、273年(応神天皇4年)、神鏡を日金山に祀ったのが始まりとされ、836年(承和3年)、神霊が本宮山を経て、現在の地に遷座された。 伊豆に流されていた源頼朝は、東光寺の地蔵菩薩を信仰し、源氏再興を祈願していたのだという。 |
正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊 拷幡千千姫尊 瓊瓊杵尊 |
本宮参道入口にある祠。 景行天皇32年、日金山の大杉から男女の赤ん坊が誕生し、初島の初木神社の祭神・初木姫が養い育てた。 成長した二人は、女の子は「日精」、男の子は「月精」と呼ばれた。 後に二人は結婚して幸せな家庭を築いたという。 そして、二人の死後、村人によって「結明神社」として祀られた。 かつては「恋祭り」という神事があり、若い男女が集まって催されていたという。 |
逢初橋は、古代、伊豆山沖で難破し初島に漂着した初木姫が伊豆山に渡り、伊豆山彦命と初めて出会った場所と伝えられる。 |
十国峠の日金山東光寺は、かつては伊豆山神社の元宮。 本尊の地蔵菩薩像は、源頼朝が源氏再興を祈願したという像。 |
十国峠 |
日金山東光寺 |
源頼朝と日金地蔵・・・十国峠から伊豆山神社へ(okadoのブログ) |
伊豆山神社は、古くは走湯大権現とも呼ばれ源頼朝と北条政子が崇敬した神社。 境内には、二人の腰掛け石が残されている。 |
静岡県熱海市伊豆山上野地708番地1 JR熱海駅からバスで7分 |
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