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伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・武蔵・上総・下総・安房・相模の十ケ国を見渡せることから十国峠と名付けられた。 山頂からは360度のパノラマ。 十国峠は伊豆や熱海と箱根を結ぶ交通の要所。 1932年(昭和7年)には、熱海峠と箱根峠を結ぶ自動車専用道路が開通し、山頂には日本初の夜間航空灯台が設置された。 |
「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」 源実朝が箱根権現・伊豆山権現・三嶋大社を参拝する「二所詣」の際に詠んだ歌。 この歌は実朝が22歳のときのものといわれ、沖の小島とは「初島」のことだろうと考えられる。 『吾妻鏡』によれば、実朝22歳の1214年(建保2年)は、正月と9月の2回二所詣が行われている。 歌碑は、歌に詠まれている沖の小島(初島)が見える場所に建てられている。 |
十国峠の日金山東光寺は、かつては伊豆山神社の元宮。 伊豆に流されていた源頼朝は、東光寺の地蔵菩薩に源氏再興を祈願したのだという。 |
伊豆山神社 本宮 |
伊豆山神社 |
源頼朝と日金地蔵・・・十国峠から伊豆山神社へ(okadoのブログ) |
静岡県田方郡函南町桑原1400−20 (レストハウスの所在地) 熱海駅から元箱根行バス約40分 十国峠登り口下車 ケーブルカーで頂上まで3分 |
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