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御所五郎丸は、1193年(建久4年)に源頼朝が催した富士裾野の巻狩りの際に起こった「曾我兄弟の仇討ち」で、曾我兄弟を工藤祐経の寝所に導いて本望を遂げさせたと伝えられている武将。 ただ、『吾妻鏡』には、頼朝の寝所に迫った弟の五郎時致を捕らえたとして描かれている。 横浜市西区の御所山という地名は、御所五郎丸にちなんで付けられた名称。 |
御所五郎丸屋敷跡(鎌倉) 城前寺(小田原) 曾我神社(箱根) 曾我兄弟の五輪塔(箱根) 曽我五郎時致の恋物語 |
報復の連鎖〜曽我兄弟の仇討ち〜(okadoのブログ) |
工藤祐経は、歌舞音曲に優れた武将で、平重衡のために設けられた酒宴の席や、源義経の愛妾静御前が鶴岡八幡宮で舞ったときに、鼓を担当した。 |
教恩寺 静の舞〜鎌倉と静御前〜 |
五郎丸は、五郎時致を捕まえるとき、女装をして相手を油断させたことが武士道に反するとして、現在の南アルプス市野牛島に流されたと伝えられている。 |
横浜市西区御所山町25 京急「戸部駅」から徒歩5分 |
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