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御匣殿(みくしげどの)は、関白・藤原道隆の四女。 母は高階貴子(高階成忠の娘)。 生年不詳。 |
藤原道隆 |
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一条天皇の皇后となった姉の定子に御匣殿別当として仕えた。 清少納言の『枕草子』にも御匣殿のことが描かれている。 定子が1000年(長保2年)に崩御すると、定子が産んだ脩子内親王・媄子内親王・敦康親王の養育をしたのだという。 そして、定子の遺児たちの母代をしているうちに、一条天皇の寵愛を受けて懐妊するが・・・ 1002年(長保4年)6月3日、身重のまま没している。 |
御匣殿は、内裏にあった天皇の衣服などを裁縫をする場所で、定子の妹はその別当(長官)を務め、御匣殿と呼ばれた。 紫式部の『源氏物語』では、光源氏と密会したため朱雀帝に入内できなかった朧月夜が御匣殿別当だった・・・ |
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