|
渡殿にある紫式部の局に立ち寄る斉信と実成 『紫式部日記絵巻』 |
1008年(寛弘5年)10月17日夜、特別昇進した御礼を中宮・藤原彰子に申し上げるための取次ぎを求めて、藤原斉信と藤原実成が宮の内侍(橘良芸子)と紫式部を訪ねる情景。 この前日、一条天皇が土御門邸に行幸。 9月11日に誕生した第二皇子の敦成親王と初めて対面。 親王宣下が行われ、斉信は正二位に、実成は従三位・参議に叙任されて公卿に列している。 『紫式部日記絵巻』では貴公子二人が紫式部を訪れたような物語的場面として描かれているが・・・ 『紫式部日記』には浮かれ気分の二人に対する拒否感が記されている。 |
一条天皇の土御門邸行幸が近くなった頃に詠んだ歌。 |
水鳥を 水の上とや よそに見む われも浮きたる 世を過ぐしつつ |
特別昇進で公卿に列することとなった藤原実成は、この年の新嘗祭の豊明節会で舞う五節の舞姫を献上している。 |
五節の舞姫~新嘗祭・大嘗祭で舞った舞姫と貴族~ |
1008年(寛弘5年)9月11日、一条天皇の中宮・藤原彰子は土御門殿で敦成親王を出産。 紫式部は、寝殿と東の対の屋を結ぶ渡殿の東側の戸口近くに部屋を与えられていたらしい。 |
藤原障子の皇子出産と紫式部と源氏物語~『紫式部日記』~ |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
越前武生を流れる河濯川に架かる七つの橋のレリーフ。 |
越前市東千福町20 武生駅から白山行き福鉄バス 「紫式部公園口」下車 市民バス市街地循環南ルート 「紫式部公園」下車 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|