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君待橋は、1180年(治承4年)、千葉常胤の一族が亥鼻城に入る源頼朝を出迎えたという橋。 頼朝が橋の名を問うと、常胤の子胤頼は・・・ 「見へかくれ八重の潮路の待橋を 渡りもあへず歸る舟人」 と詠んで答えたのだとか・・・ |
藤原実方は、995年(長徳元年)、宮中で藤原行成の冠を投げ捨てたことが原因で陸奥守に左遷された貴族。 陸奥国へ下向する途中でこの地を通りかかった実方は、里人に橋の名を尋ねたのだという。 里人が「君待橋」と答えると、 「寒川や 袖師ヶ浦に 立つ煙 君を待つ橋 身にぞ知らるる」 と詠んだのだとか。 実方は、紫式部の『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルの一人とも言われ、清少納言と交際していたともいわれる。 |
陸奥国の多賀城に赴任した藤原実方は、都に帰ることなく任地で没している。 |
千葉市中央区港町4-15港町交差点 JR外房線「本千葉駅」より徒歩5分 |
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