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道元鎌倉御行化顕彰碑は、鶴岡八幡宮の西の鳥居を出て、小袋坂方面へ向ったところにある。 我が国曹洞宗の開祖・道元は、中国(宋)に渡り、「正伝の仏法」を伝えた。 『正法眼蔵』を著す。 鎌倉幕府御家人の波多野義重の助けをかり、越前に永平寺を建立(参考:波多野城址)。 道元の純粋禅に惹かれた五代執権北条時頼に招かれ、半年間鎌倉に滞在(1248年(宝治2年)〜1249年(宝治3年))したが、時頼の寺院建立の要請は断った。 碑には「只管打坐(しかんたざ)」と彫られている。 |
道元の禅は、ただひたすら坐禅すること(只管打坐)にある。 坐禅に打ち込むことが修行であると主張した。 著書『正法眼蔵』は、87巻にも及ぶもので、日本における曹洞禅の神髄が書かれている。 |
道元は比叡山で出家後、栄西の門下で京都建仁寺の明全に師事。 明全とともに宋に渡って修行し、只管打座に徹する厳しい禅風を学び帰国。 京都に道場を開いたが、天台や真言の妨害を受け、越前で布教につとめた。 建仁寺の開山堂前には「道元禅師修行の遺跡」がある。 |
鶴岡八幡宮西 鎌倉駅東口から徒歩15分 |
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