|
曹洞宗(禅宗)の開祖は道元。 臨済宗の栄西が、教義を広める方法として権力に近づいたのに対し、道元は世俗をきらい、権力者に媚びたり、名声を求めることを避け、すべて自己の力によって実現することに専念した。 五代執権北条時頼は、道元を鎌倉に招き教えを受けた。その際、寺を寄進することを提案したが、道元はそれを断って越前の永平寺に帰ってしまったという。 |
禅〜自身で開く悟り:鎌倉新仏教〜 茶道と禅道(茶禅一致)〜建長寺の茶筅供養〜 只管打坐〜道元鎌倉御行化顕彰碑〜 道元の鎌倉教化 |
松久寺 (浄明寺) |
大船観音寺 (岡本) |
黙山寺 (岡本) |
龍寳寺 (植木) |
鶴岡八幡宮の西側、巨福呂坂へと通ずる道に、「道元鎌倉御行化顕彰碑」が建てられている。 曹洞宗の開祖、道元は、中国(宋)に渡り、「正伝の仏法」を伝えた。「正法眼蔵」を著す。 五代執権北条時頼に招かれ、半年間鎌倉に滞在したが、時頼の寺院建立の要請は断った。 鎌倉幕府御家人の波多野義重の助けをかり、越前に永平寺を建立。 碑には「只管打坐(しかんたざ)」と彫られている。 |
宗派別鎌倉の寺 鎌倉の寺院一覧 |
|