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宗賢院は、1505年(永正2年)の創建と伝えられる曹洞宗の寺院。 開山は虚堂玄白、開基は宝珠院殿華窓智栄大姉。 1649年(慶安2年)、徳川三代将軍家光から十石の朱印地を賜り、二世から四世までの間に末寺17ヶ寺が創建されたという。 寺宝に大庭景親の陣釜とされる茶釜や、面山老師自筆の『相州養命寺記』一巻、「相州大庭荘」の扁額が伝えられている。 宗賢院の裏手には、大庭御厨の経営を行った大庭景親の居館があったものと考えられている。 |
城南にある養命寺は、第三世の暁堂元龍の創建と伝えられる。 |
相模の武将「大庭氏」 |
1796年(寛政8年)、十九世大温知暾のときに建立されたもの。 川越城主の武運長久、天下泰平、五穀豊穣、西国・坂東・秩父札所の観世音供養などをために法華経一千部を漸読した祈念碑。 |
幕末頃に納められたという「龍骨」を安置する堂。 筑波山中で発見されたものといわれ、夏の旱魃のときに水中にひたして雨を祈ると、必ずそのご利益があったといわれ、大正年間頃まで、近隣の村から龍骨を借りにきていたという。 |
大庭の地は、源頼朝の挙兵に敵対した大庭景親の本拠地。 大庭城址がその居城だったされてきたが、近年の研究では戦国期の城跡であることが判明している。 |
神奈川県藤沢市大庭819 JR辻堂駅から約2キロメートル |
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