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若宮八幡宮(若宮神社)は、源頼光の屋敷内にあった鎮守社が始まりと伝えられている。 石清水八幡宮を本宮とする若宮で、祭神は清和天皇。 |
源頼光は源満仲の嫡男。 清和源氏の三代目で摂津源氏の祖。 河内源氏の祖・頼信は異母弟。 藤原兼家・藤原道長・藤原頼通に仕え、特に道長の側近として活躍し、「朝家の守護」と称され、 「道長四天王」のひとりに数えられた弟の頼信とともに清和源氏興隆の礎を築いた。 頼光四天王と称される渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光を従え、酒呑童子や土蜘蛛退治の説話で知られている。 |
六孫王神社は、清和源氏の祖で六孫王と呼ばれた源経基を祭神としている神社。 |
一条戻橋は、頼光の四天王の一人渡辺綱と鬼女の伝説がのこされた橋。 |
東大寺の守護神として創建された手向山八幡宮の神楽所には「源頼光の鬼退治」の壁画がある。 |
一条邸は、頼光の従兄弟にあたる藤原倫寧の邸宅。 倫寧の娘・藤原道綱の母の邸宅となった後、頼光に譲られたのだという。 頼光の所有となってからも藤原道綱が居住していたらしいが・・・ |
土御門殿は、藤原道長の邸宅。 1016年(長和5年)に焼失してしまうが、諸国の受領たちの奉仕によって再建され、頼光が家具・調度のすべてを献上したのだという。 |
多気山不動尊の不動明王は、頼光の願いにより、円覚(多田満仲の子)が吉野山中に籠って彫り上げたものなのだという。 |
若宮八幡宮 (六条堀川館跡) |
若宮八幡宮 (東山五条) |
源氏堀川館跡の若宮八幡宮と東山五条の若宮八幡宮社は、頼光の甥で河内源氏二代目の源頼義が左女牛(さめがい)西洞院の自邸内に石清水八幡宮を勧請したことに始まる。 |
京都市北区紫野雲林院町1 |
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