|
仏殿前の「ビャクシン」。 右側に四株、左側に三株、計七株が植えられている。 「ビャクシン」は、禅寺の前栽として植えられるもので宋風の前庭様式を踏襲したもの。 建長寺開山の蘭渓道隆が宋から持ってきた種を植えたと伝えられる株もあり、幹回りは7メートルにもおよぶ巨木(新日本名木百選)。 かつては、仏殿と山門(三門)の間に十株の、山門(三門)と総門の間に六株の「ビャクシン」が植えられていた。 古絵図には、これらの「ビャクシン」が描かれている。 現在の山門と総門の間は「桜の参道」。 |
名勝指定の対象は、仏殿前の「柏槇(ビャクシン)の古木」と方丈裏の「池泉庭園」。 |
建長寺は、五代執権北条時頼が宋の蘭渓道隆を招いて開いた日本で初めての「禅専門道場」。 臨済宗建長寺派大本山。 鎌倉五山の第一位。 |
鎌倉市山ノ内8 0467(22)0981 JR北鎌倉駅から徒歩15分 |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
|