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雷 電 社
〜熱海:伊豆山〜

編集:yoritomo-japan.com








雷電社


 創建年は不詳。

 吾妻鏡には「光の宮」と記され、三代将軍源実朝が再興したと伝えられている。

 1341年(暦応4年)に足利氏が、1612年(慶長17年)に徳川秀忠が改築、現在の建物は1935年(昭和10年)に内務省によって改築されたもの。

 祭神は伊豆大神荒魂・雷電童子(瓊瓊杵尊)

 殖産興業、火防鎮火の守護神として崇敬を集め、近年では、電気事業関係者の商売繁昌、事業隆昌の守護神として崇敬されている。





〜光り石・道祖神〜

光り石


 雷電社前に置かれている「光り石」は、その奥に置かれている道祖神とともに高麗山(大磯:高来神社)から来たという神の降り立つ石。

 「箱根権現縁起絵巻」には、高麗山・箱根権現・伊豆山権現の深い結びつきが描かれているという。


道祖神





〜相模国長墓郷の鎮守〜

雷電神社
伊豆山リンク雷電神社
(小田原市)

 小田原市永塚にある雷電神社は、源頼朝が走湯山(伊豆山神社)に相模国長墓郷を寄進した際、鎮守として創建されたらしい。

 伊豆山神社には「走湯山上常行堂への寄進状写」が残されている。



阿野全成の花押
伊豆山リンク阿野全成の花押?

 寄進状の花押は、頼朝の異母弟阿野全成のものという可能性があるらしい。









歴史めぐり源頼朝




伊豆山神社
リンクボタン伊豆山神社

 伊豆山神社は、古くは走湯大権現とも呼ばれ源頼朝北条政子が崇敬した神社。

 境内には、二人の腰掛け石が残されている。

静岡県熱海市伊豆山上野地708番地1

JR熱海駅からバスで7分



伊豆山神社境内MAP
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