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中尊寺の経蔵は、中尊寺経(国宝)を納めるために建立された堂(国重文)。 鎌倉時代の建物だが、一部には平安時代の古材が使用されている。 内部には螺鈿八角須弥壇(国宝)が置かれ、壇上には獅子に乗った文殊菩薩像と従者四体からなる文殊五尊像 (国重文) が安置されていた。 現在これらの宝物は、2000年(平成12年)に新築された讃衡蔵(さんこうぞう・宝物館)に移されている。 |
中尊寺経とは、「紺紙金字一切経(内15巻金銀交書経)2739巻、附、漆塗箱275合」(国宝)のことで、清衡、基衡、秀衡の奥州藤原氏三代が紺紙に金・銀字あるいは金字で写経を行い中尊寺に納めたもの(大長寿院蔵)。 |
『吾妻鏡』が伝える中尊寺 『吾妻鏡』が伝える毛越寺 |
中尊寺は奥州藤原氏の栄華を伝える寺院。 2011年(平成23年)、「平泉〜仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群〜」として世界文化遺産に登録されている。 |
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202 JR平泉駅から徒歩25分程度 |
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