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妙楽寺は、源頼朝の弟阿野全成ゆかりの寺院。 境内には1000株のアジサイが植えられ、通称「あじさい寺」と呼ばれる川崎市屈指の紫陽花の名所。 毎年6月の第三日曜日には「長尾の里 あじさいまつり」が開催されている。 |
2024 長尾の里 あじさいまつり |
長尾こども太鼓の演奏(オープニング) 野点、紫陽花の苗等、和菓子、あられ、くず餅、ライフビスケット、地場産野菜、おにぎり、飲み物、ルイボスティ茶等の販売 |
阿野全成は、河内源氏の棟梁源義朝の子。 母は常盤御前。 源頼朝の異母弟。 源義経の同母兄。 1159年(平治元年)の平治の乱で父義朝が平清盛に敗れたため醍醐寺に入っていたが、1180年(治承4年)に頼朝が挙兵すると寺を抜け出し参陣。 その後、北条時政の娘阿波局と結婚し、駿河国阿野庄を与えられ「阿野」を名乗り、千幡(のちの源実朝)の乳母夫となったが・・・ 頼朝なき後の1203年(建仁3年)、源頼家への謀反の疑いで捕らえられ、常陸国に流された後、下野国で八田知家に誅殺された。 |
栃木県益子町の大六天の森にある五輪塔は、全成と従者のものと伝えられている。 |
沼津市の大泉寺は、全成の屋敷跡に建てられた寺。 伝説によると、下野国で処刑された全成の首は、一夜のうちに駿河国の阿野庄へ飛んで行き、大泉寺の門前にあった松の木に引っかかったのだという。 |
川崎市多摩区長尾3−9−3 JR南武線「宿河原駅」・「久地駅」より徒歩20分 JR南武線/小田急線「登戸駅」より川崎市バス「登05または登06菅生車庫」行き「切通し上」下車徒歩10分 久地駅と登戸駅からはコミュニティーバス「あじさい号」も走っています。 |
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7年に一度の御開帳 |
60年に一度の祭礼 |
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