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鶴岡八幡宮で毎年11月23日に行われる「新嘗祭」は、その年の五穀豊穣を感謝する祭です。 少し前までは「新穀感謝祭」とも呼ばれていたようですが、その名のとおり新しく収穫された稲や野菜などを供え神に感謝します。 2月の五穀豊穣を祈る「祈年祭」と対になる祭です。 午前10時から。 |
★ | 鶴岡八幡宮の境内社丸山稲荷社では、2月の初午の日に五穀豊穣を祈る「初午祭」が、11月8日には五穀豊穣を感謝する「火焚祭」が行われています。 |
平安時代の新嘗祭は、11月の中卯・辰の2日にわたって行われていました。 中卯の日の夕刻、天皇は心身を清め、神嘉殿で神々とともに新穀による神酒・神饌を食します。 翌辰日には豊明節会が豊楽院で催されました。 |
豊楽殿は、平安京の大内裏(平安宮)にあった豊楽院の正殿。 画像は京都市平安京創生館の復元模型。 |
豊明節会では、五節の舞姫による舞が披露されていました。 舞姫は公卿2人と殿上人・受領2人によって献上され、紫式部の『源氏物語』にも光源氏や家来が舞姫を献上する様子が描かれている。 |
五節の舞姫〜新嘗祭・大嘗祭で舞った舞姫と貴族〜 |
鎌倉市雪ノ下2−1−31 0467(22)0315 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
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