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鶴岡八幡宮で毎年2月17日に行われる「祈年祭」は、春の農耕が始められるにあたって、その年の五穀豊穣を祈る祭です。 11月の五穀豊穣に感謝する「新嘗祭」と対になる祭です。 かつては、祭儀が終わった後、県奨励品種の種籾が配られていたといいます。 今日では、農業に限らず、商工業も含めた産業の発展を祈る祭となっています。 |
鶴岡八幡宮の祈年祭 2月17日午前10:00〜 |
★ | 鶴岡八幡宮の境内社丸山稲荷社では、2月の初午の日に五穀豊穣を祈る「初午祭」が、11月8日には五穀豊穣を感謝する「火焚祭」が行われています。 |
神話によると・・・ 天照大神(あまてらすおおみかみ)は、孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高天原(たかあまはら)から葦原中国(あしはらのなかつくに)へ降り立つときに斎庭(ゆにわ)の稲穂を授けたのだといいます。 ※「高天原」とは神々の住む天上界。 ※「葦原中国」とは日本国土。 ※「斎庭」とは斎み清めた所。 天照大神は瓊瓊杵尊に「豊かな地上の国」を作るように伝えたのだそうです。 「ニニギ」には、稲穂がにぎにぎしく成熟するという意味があるのだとか・・・ そして、「米」は神の願いが込められているので「コメ」、「稲」は命の根なので「イネ」と呼ばれるのだそうです。 このようにして伝えられてきた日本の米作り。 「豊かな地上の国」を守って行くには、また、神との約束を守って行くには、農地を大切にしなければいけませんね。 |
鎌倉市雪ノ下2−1−31 0467(22)0315 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
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