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一条邸跡は京都御苑の乾門を入った所。 紫式部の『源氏物語』に登場する朱雀帝の第二皇女・落葉の宮の一条宮がこの辺りとされている。 落葉の宮の夫・柏木は、光源氏の継室・女三宮と契りを結び、悩んだ末に病に倒れ、親友だった夕霧に落葉の宮への配慮を遺言して亡くなった。 夕霧が落葉の宮の見舞いに訪れたのが一条宮。 |
柏木の遺品・横笛~夕霧と光源氏と薫~源氏物語 |
一条邸は、五摂家のひとつ一条家の邸宅。 一条家は、九条道家の四男・実経を祖とし、実経が道家から一条室町の邸宅を譲られたことで、一条を家名とするようになった。 |
一条邸跡の縣井は、梨木神社の染井と源氏堀川館にあった左女牛井とともに京都三名水のひとつに数えられた井戸。 |
一条邸跡は、京都御所の西、宮内庁京都事務所の北側。 |
京都市上京区京都御苑3 地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩5分 |
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