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清 巌 寺

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清巌寺


 清巌寺は、1215年(建保3年)、宇都宮頼綱が宿郷町に建立した念仏堂を起源とする寺院。

 戦国時代に宇都宮氏の重臣・芳賀高継が現在地に移築して清巌寺と称したのだという。

 開山は旭蓮社儀翁。

 本尊は阿弥陀如来。

 宇都宮貞綱が母の菩提を弔うために鋳造したとされる鉄塔婆は、国の重要文化財。


清巌寺





宇都宮頼綱と芳賀高照・高継の墓
宇都宮頼綱と
芳賀高照・高継の墓


 宇都宮頼綱は下野宇都宮氏の五代当主。

 中央の「実信房蓮生法師」と刻まれているのが頼綱の墓碑。

 両脇の墓塔は一族の芳賀高照・高継兄弟のもの。





子育地蔵尊
子育地蔵尊

 清巌寺九世の教円は、1714年(正徳4年)、衆生救済のために青銅製の地蔵尊を建立。

 しかし、1924年(昭和19年)2月6日に供出されてしまう。

 長く大谷石の台座だけが残されていたが、1995年(平成7年)2月6日、建立当初の尊容で復元された。





清巌寺:銅鐘
銅鐘
(1751年(寛延4年)鋳造)





清巌寺:稚児の樹
リンクボタン稚児の樹
百人一首
リンクボタン頼綱と百人一首

 稚児の樹は、天狗にさらわれた二荒山神社の稚児の伝説が残された柊。

 『小倉百人一首』は、宇都宮頼綱が藤原定家に書いてもらった色紙が原型なのだとか。








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清巌寺
清巌寺

宇都宮市大通り5−3−14

宇都宮駅から徒歩で5分



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