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小山城跡

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小山城跡


 1148年(久安4年)に小山政光が築いたと伝えられている。

 別名は祇園城。

 小山氏の守護神である祇園社(現須賀神社)を祀ったことから祇園城と呼ばれるようになったのだという。

 中久喜城・鷲城とともに小山氏の主要な居城だったが、1576年(天正4年)、十八代当主小山秀綱のときに北条氏照に攻撃されて開城。

 以後、後北条氏の北関東攻略の拠点となった。

 後北条氏の滅亡後は、本多正純が城主となったが、1619年(元和5年)に正純が宇都宮城へ移ったことにより、小山城は廃城となった。


小山城跡


小山城跡イチョウ
イチョウ

 小山城落城の折、姫君が古井戸に身を投げた際、目印に挿したのだと伝えられる古木。

 姫君の霊がイチョウに宿り、実を結ぶことがなかったという伝説から、「実なしいちょう」と呼ばれてきたのだという。





小山政光・寒川尼像
リンクボタン小山政光・寒川尼像

 思川を望む堤防上に建てられた小山政光と寒川尼の像。





須賀神社:小山朝政・小山義政の碑
リンクボタン小山朝政・小山義政の碑
(須賀神社)

 小山氏の守護神須賀神社には、第2代当主で野木宮合戦で活躍して源頼朝の信頼を得た小山朝政と、11代当主で反乱を起こして自害した小山義政の碑がある。

 義政が滅亡したことで小山氏の正系は途絶え、結城基光の次男・泰朝が当主となって小山氏が再興されている。








歴史めぐり源頼朝




小山城跡
小山城跡

小山市城山町1−1

小山駅から徒歩10分



小山政光・結城朝光
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