鎌倉手帳(寺社散策)

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静御前の鏡の伝説
〜宇都宮二荒山神社〜


編集:yoritomo-japan.com








 『吾妻鏡』によると・・・

 吉野山源義経と別れ、蔵王堂の僧兵に捕えられて鎌倉に送られた静御前

 源頼朝に頼まれて鶴岡八幡宮で披露した舞は、義経を慕うものでした。

 その後、鎌倉で義経の子を産みますが、男子だったため頼朝に殺されてしまいます。

 傷心のまま鎌倉を後にした静御前・・・


 「宇都宮の民話」によると・・・

 静御前は、源義経を慕って奥州平泉へと向かいます。

 その途中で二荒山神社への参拝を思い立ちますが、神社の前にあった池で手を浄めようとしたとき、懐中の鏡を落としてしまいます。

 鏡は池の底に沈んでしまい、取りあげることはできませんでした。

 静御前は諦めてその場を去りますが・・・

 のちに、子どもがその鏡を釣り上げます。

 見事な鏡に驚いた人々は、鏡を二荒山神社に奉納したのだといいます。

 今は池はありませんが、鏡ヶ池と呼ばれていたそうです。



静の舞
リンクボタン静の舞

 毎年、4月に開催される鎌倉まつりでは、鶴岡八幡宮静の舞が奉納されます。


北条政子を感動させた静の舞

母と子の悲しい運命〜源義経の子を産んだ静御前〜








歴史めぐり源頼朝




宇都宮二荒山神社
リンクボタン二荒山神社

宇都宮市馬場通り3-1

宇都宮駅より徒歩15分



宇都宮氏
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