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鷺沼城址
〜習志野市〜
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源頼朝と阿野全成
対面の旅館
| 鷺沼城の築城時期は不明。 石橋山の戦いで敗れ、安房国（源頼朝上陸地）に渡った源頼朝が、相模国へ向けての進軍の途中で宿泊したという鷺沼旅館が鷺沼城ではなかったかと考えられている。 『吾妻鏡』によれば、１１８０年（治承４年）１０月１日、鷺沼旅館には、石橋山で別れ別れになった者たちが集まったという。 その中には頼朝の異母弟の全成もいた。 全成は、１１５９年（平治元年）の平治の乱後、醍醐寺に預けられていたが、１１８０年（治承４年）、頼朝に以仁王の令旨が下ったことを聞いて醍醐寺を抜け出した。 修行者に扮装をして参じたことを頼朝に話すと、頼朝は感激して涙を流したという。 |
| ※ | 全成は、石橋山の戦い後、渋谷重国に匿われていた。 |
| ※ | 全成は、源義経よりも早く兄の挙兵に参じている。 |
全成の菩提寺  大泉寺（沼津市） |
渋谷重国居城 早川城址（習志野市） |
醍醐寺（京都）
鷺沼城址
| 鷺沼城址は、「鷺沼城址公園」として整備されている。 鷺沼旅館に宿泊していた源頼朝は、その後武蔵国を経て、１０月６日に相模国に入った。 |
| 千葉県習志野市鷺沼１−９ 京成津田沼駅から徒歩約10分 |
（鎌倉情報トップ）
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