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祭神は、駒形大神(こまがたおおかみ)ということになっているが、地元では邇々芸命(ににぎのみこと)と伝えられてきた。 古くより、農業の神として崇められ、治承年間、この辺りを領していた大庭景親が「天候不順が止むよう祈願した」と伝えられている。 境内には、1822年(文政5年)の造られた弁財天(やぐら内)や、富士信仰の名残の石塔が置かれている。 江戸時代までは、本尊として千手観音が安置されていたというが、現在は、中国風木造人形七体と木造神馬が安置されている。 かつては、東光寺の管理下にあったという。 |
大庭景親は、鎌倉権五郎景政を祖とし、景政の開発した大庭御厨を相伝した武将。 1180年(治承4年)の源頼朝の挙兵時には、石橋山の戦いで頼朝を破ったが、のちに頼朝に捕らえられ処刑された(参考:相模の武将「大庭氏」)。 |
弁財天 |
稲荷社 |
天満宮 |
富士浅間神社 の石塔 |
世界文化遺産「富士山」 富士山本宮浅間神社 |
鎌倉市寺分1−10−12 湘南モノレール「湘南深沢駅」より徒歩4分 |
〜手広・笛田・梶原・寺分・上町屋・山崎の史跡巡り〜 |
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