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谷戸観音は、古墳時代の横穴墓の中に祀られている石造十一面観音。 かつてこの辺りには、源頼朝が崇敬した新楽寺(真楽寺) という寺があって、鎌倉時代には高麗寺とともに知られた寺だったというが、1333年(元弘3年)の新田義貞の鎌倉攻めの際に焼き払われたと伝えられている。 新楽寺は、1192年(建久3年)、源頼朝が妻北条政子の御産加持を命じたという祈願所の一つだった。 地元では、ここから弁慶が鎌倉の長谷寺まで釣り鐘を持っていったという伝説が残されているという。 |
1629年(寛永6年)、この地を襲った大水害の供養のため、古墳時代の横穴墓に十一面観音像を安置した。 それが現在の「谷戸の観音さん」。 |
JR東海道線「大磯駅」から徒歩20分 |
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