|
東大寺の鐘楼は、重源のあとを継いで二代目の大勧進となった栄西が再建したもの。 吊られている梵鐘は国宝。 梵鐘は、大仏開眼供養が行われた752年(天平勝宝4年)に製作されたもので、中世以前の梵鐘としては最大のもの(高385p、口径271p)。 修理銘により、1070年(延久2年)と1096年(永長元年)に地震によって墜落し、1239年(延応元年)には龍頭が切れて転落しているが、その都度修理されていることが判明している。 知恩院(京都)の梵鐘、方広寺(京都)の梵鐘とともに「日本三大名鐘」の一つに数えられている。 |
古くより、「姿(形)の平等院」、「声の園城寺」、「銘の神護寺」、「勢の東大寺」と称されている。 |
東大寺は、聖武天皇が建立した寺。全国に設置された国分寺の総本山として信仰された。 本尊は奈良の大仏として知られる「銅造盧舎那仏坐像」。 |
奈良県奈良市雑司町406−1 JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分 近鉄奈良駅から徒歩約20分 |
東大寺は世界文化遺産 (古都奈良の文化財) |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
|