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幸神社(さいのかみのやしろ)は、平安京の鬼門の守護神として祀られ「出雲路道祖神」とも呼ばれた社。 創建年は平安遷都の頃ともいわれるが不明。 主祭神の猿田彦神が縁結びの神であることから、日本最古の縁結びの神とされている。 |
平安時代からあるという神石。 |
佐倍乃神社は、清少納言と交際していたといわれる藤原実方に神罰を下した佐具叡神社を合祀する社。 佐具叡神社の祭神は、都の一条の北に鎮座する出雲路道祖神の娘なのだという。 |
995年(長徳元年)、藤原行成の冠を投げ捨てたことが原因で一条天皇によって陸奥国へ左遷されたという藤原実方。 998年(長徳4年)12月13日、実方は佐具叡神社の前を下馬せずに通ったため落馬して死去。 藤原実方の墓は、佐具叡神社があった地に建てられている。 参考までに、京都の伝説によると、実方は雀となって都に帰えり、勧学院に葬られたのだという。 勧学院を前身とする更雀寺には、雀塚(供養塔)がある。 |
陸奥守に左遷の藤原実方と蔵人頭に昇進の藤原行成の逸話 入内雀・実方雀〜雀となって都に現れた藤原実方〜 |
京都市上京区寺町通今出川上る西入幸神町303 |
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