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源頼朝の経塚
〜六萬部寺:伊豆函南〜

編集:yoritomo-japan.com








六萬部寺の経塚


 平治の乱後、伊豆国流罪となった源頼朝は、配流地の蛭ヶ小島で父義朝の菩提を弔いながら過ごしていたという。

 六萬部寺(ろくまんべじ)の経塚は、頼朝が、父祖の冥福と源氏の再興を祈念し、法華経六萬部を埋納したと場所と伝えられている。

 経塚はもとは円墳だったものを利用したものらしい。



六萬部寺の経塚



〜法華経信者だった源頼朝〜

 『吾妻鏡』によると、源頼朝挙兵直前の1180年(治承4年)7月4日、伊豆山権現の僧文陽房覺淵を北条館に呼び出している。

  頼朝は、挙兵前に法華経を千回唱えるつもりでいたのだという。

 しかし、忙しくなり千回を達成することが難しくなってしまう。

 そこで、「たとえば八百回だとしたら功徳をつむことはできるのか?」 と覺淵に訪ねた。

 すると覺淵は「八百回でもご利益はあるでしょう」と答えたという。





函南・六萬部寺
六萬部寺

 六萬部寺は日蓮宗の寺。

 1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原攻めの際に、韮山城を攻める豊臣方の出城として使用された。








源頼朝挙兵

歴史めぐり源頼朝




函南・六萬部寺
六萬部寺

静岡県田方郡函南町大竹柏谷430

伊豆箱根鉄道駿豆線
「伊豆仁田」駅から徒歩25分



伊豆箱根鉄道で源頼朝めぐり
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