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天女が羽衣をかけたとされる「羽衣の松」は、御穂神社の参道「神の道」の先にある御穂神社の御神体。 祭神の三穂津彦命(大国主命)・三穂津姫命が降臨する神域。 初代「羽衣の松」は1707年(宝永4年)の富士山の噴火(宝永大噴火)で海に沈んだと伝えられている。 2010年(平成22年)、二代目の「羽衣の松」の立ち枯れが進んだことから、三代目の「羽衣の松」が認定されている。 三保の松原は、世界文化遺産「富士山」の構成資産。 |
立ち枯れが進んでいた二代目「羽衣の松」は、2013年(平成25年)7月3日に幹の一部を残して伐採された。 |
御穂神社 |
神の道 |
「神の道」は、羽衣の松から御穂神社へと続く松並木の参道。 |
昔々、三保の村に伯梁という漁師がおりました。 ある日のこと、伯梁が松の枝にかかっている美しい衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れて言いました。 「それは天人の羽衣です。どうかお返しください。」 ところが伯梁は大喜びして返す気配を見せません。 すると天女は「その羽衣がないと天に帰ることができません」と言って泣き出しました。 伯梁は天上の舞を見ることを条件に羽衣を返しました。 天女は喜んで三保の春景色の中、羽衣をまとって舞を披露。 やがて空高く天に昇っていきました。満月の夕刻、美しい月明かりの中で踊ったと言われています。 |
羽車神社 |
伯良神社 |
羽車神社は、御穂神社の離宮。伯良神社は、羽衣伝説に登場する漁夫の屋敷跡。 |
三保の松原に憧れたフランスの舞踊家:エレーヌ・ジュグラリスを顕彰した碑。 |
静岡県静岡市清水区三保 JR清水駅より三保方面行バス 「羽衣の松入口」下車 |
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