|
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは |
「不思議なことが多かったという神代の昔でさえも、こんなことは聞いたことがない。 竜田川に紅葉が浮いて水を紅色のしぼり染めにしたなんて」 『百人一首』に選ばれている在原業平の歌。 業平は、『伊勢物語』の主人公のモデルとされる人物。 兄の行平とともに紫式部の『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルの一人ともいわれる。 |
『百人一首』の一番歌は天智天皇の 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」 近江神宮は、天智天皇を祀ることから「かるたの聖地」と呼ばれ、映画『ちはやふる』の舞台にも選ばれた。 タイトルの「ちはやふる」は、業平の歌が元となっている。 |
石山寺 (大津市) |
源氏の間 (石山寺) |
『源氏物語』は、石山寺に参籠中に、業平の兄行平の須磨での日々を重ねあわせながら・・・ 「須磨」「明石」の両巻から書き始められたのだという。 源氏の間は、石山寺の本堂の相の間にある部屋。 |
東宮になれなかった敦康親王~伊勢物語と外戚・高階氏~ |
在原業平の歌~世の中にたえて桜のなかりせば~ |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|