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江の島の竜宮城を模して造られた瑞心門の手前、エスカーの横の石段を上がって行くと児玉神社の鳥居がある。 児玉神社は、1904年(明治37年)に勃発した日露戦争で、満州軍総参謀長として活躍した児玉源太郎を祀る神社。 |
日露戦争終戦後の1906年(明治39年)、児玉は日露戦争で全てを燃焼したが如く永眠した。 三回忌に児島の参謀役だったという杉山茂丸は私邸に児島の霊を祀る社を建立した。 それが児玉神社のはじまりだといわれている。 のちにその社は、児玉がその風光を愛し、度々訪れていたという江の島に遷座された。 1918年(大正7年)、内務大臣の公認神社となり、後藤新平らの運動によって現在の社殿が建立されている。 社殿の用材及び石材は、児玉が総督として9年間治政に当たり近代台湾の基礎を築いた功績から、台湾から奉納されたもので、拝殿前の狛犬も台湾の名工によるもの。 |
咸臨丸(かんりんまる)は、幕府の船として初めて太平洋を往復した軍艦。 |
児玉は、旅順要塞の攻撃では直接指揮をとった。 二百三高地の碑は、片瀬にあった乃木希典の銅像前に置かれていたものだという(参考:片瀬漁港 )。 |
かつて、片瀬の海岸にあった乃木希典の銅像は、どこにいったのかわからないのだという。 乃木は日露戦争における旅順攻囲戦の指揮官。 赤坂の自邸で明治天皇の死に殉じて自刃。 旧乃木邸の隣地には乃木神社が建てられている。 |
その1:江の島弁天橋〜青銅鳥居〜辺津宮 その2:中津宮〜御岩屋道通り その3:奥津宮〜稚児ヶ淵〜岩屋 |
江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島。 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。 江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行し賑わった島。 |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
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