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延 命 寺
〜三浦道香終焉の地:逗子市〜

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逗子延命寺


 延命寺は、行基が自作の地蔵菩薩を安置したのがそのはじまりとされている寺院(高野山真言宗)。

 鎌倉時代には三浦氏の祈願寺として栄えた。

 1513年(永正10年)、北条早雲によって住吉城が落ちると、三浦道寸の弟道香は、延命寺で自刃したと伝えられている。

 本尊は大日如来。





三浦道香主従の墓
三浦道香主従の墓

 北条早雲によって岡崎城を攻められた三浦道寸は、弟道香の守る住吉城に退いたが、住吉城も攻められ落城した。

 道寸は三浦の新井城に逃れたが、道香は最期まで戦い、7騎で落ちのびた末、延命寺で自刃したと伝えられている。

 ※小坪の海前寺には、住吉合戦の戦死者を葬ったという首塚がある。


新井城址
リンクボタン新井城址
(三浦道寸墓)
海前寺首塚
リンクボタン海前寺の首塚





亀岡八幡宮
リンクボタン亀岡八幡宮

 延命寺に安置されている「阿弥陀三尊」は、亀岡八幡宮のご神体だったもの。









「逗子」という地名の発祥地
逗子延命寺
延命寺

 弘法大師行基作の延命地蔵を安置する厨子を造ったことから、この辺が「厨子」と呼ばれるようになり、近年になって「逗子」という字が使われるようになったのだという。

逗子市逗子3−1−17
0468(73)9322

JR横須賀線「逗子駅」より徒歩5分








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