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円覚寺の開山無学祖元(仏光国師)が、まだ南宋にいた頃。 元の侵攻による難を避けて能仁寺にいた祖元。 やがてそこにも元の兵が。 寺僧はみな逃げ出してしまうが、祖元はひとり僧堂に残った。 元兵は刀をかざして祖元を脅したが、 「振りかざされた剣も、生死を超えた身には稲光のあいまに春風を斬るようなものだ」 と語ったのだという。 元兵は「死をおそれぬ無学祖元の気迫におされ退散していった」という逸話が残されている。 |
蒙古襲来に悩む弟子の北条時宗に与えた三文字。 |
円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた。 臨済宗円覚寺派大本山。 鎌倉五山の第二位。 |
鎌倉市山ノ内409 0467(22)0478 JR北鎌倉駅下車すぐ |
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