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大悲願寺は、1191年(建久2年)、源頼朝の命を受けた平山季重が醍醐寺三宝院の僧を招いて開いたと伝えられる寺院。 真言宗豊山派。 本尊は大日如来。 1623年(元和9年)、この寺を訪れた仙台藩主伊達政宗は、見事な白萩に心を奪われたのだという。 |
1156年(保元元年)の保元の乱、1159年(平治元年)の平治の乱で源義朝に従い、義朝の敗死後は平家に従っていたが、1180年(治承4年)、源頼朝が挙兵するとそれに従った。 源平合戦では、源義経の下で宇治川・一ノ谷・屋島・壇ノ浦で活躍。 『吾妻鏡』には、1192年(建久3年)8月9日、源実朝が誕生すると鳴弦を行ったことが記されている。 |
天井画は幕末の絵師・藤原善信と森田五水によるもの。 |
無畏閣とも呼ばれ、木造伝阿弥陀如来と脇侍の千手観音・勢至菩薩が安置されている(国重文)。 |
東京都あきる野市横沢134 JR五日市線「武蔵増戸」駅から徒歩約15分 |
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