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1604年(寛文2年)、徳川家康は7日間にわたって湯浴みのため熱海に逗留。 三代家光は御殿を築き、四代家綱は熱海の湯を江戸城まで運ばせ「御汲湯」と呼ばれていた。 御汲湯が最も盛んに行われたのが八代吉宗の頃で、1726年(享保11年)からの9年間に3643樽が江戸城に運ばれたのだとか・・・。 湯を運ぶに当たっては、日の丸が掲げられていたらしい。 熱海駅前の足湯は、家康の湯浴みから400年を記念して整備されたもの。 |
日の丸御旗〜源義経・北畠顕家・武田信玄・徳川家康が掲げた旗〜 |
熱海の温泉街に鎮座する湯前神社は、平安時代からの古社。 鎌倉時代に入って、源頼朝が伊豆山権現・箱根権現の二所詣を始めたことで「湯治の神」として信仰されるようになった。 湯前神社前の「大湯」は、徳川家康が湯治に訪れたという源泉。 |
大正年代まで残っていた自噴の温泉を再現したもの。 |
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