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興禅寺(こうぜんじ)は、木曽氏と江戸時代に代官として木曽谷を治めた山村氏の菩提寺。 臨済宗妙心寺派。 本尊は釈迦如来。 『木曽福島町史』によると、鎌倉の建長寺五世円覚大華を開山に迎えて創建されたのだという。 後の1434年(永享6年)、木曽義仲の子孫信道が義仲の菩提を弔うために再興。 |
鎌倉の建長寺五世は、鎌倉幕府八代執権北条時宗に招かれて宋国から来日した無学祖元(仏光国師)。 鎌倉の円覚寺の開山でもある。 興禅寺開山の円覚大華とは無学祖元のことなのだろうか??? |
『木曽福島町史』によると、義仲の御影観音は明応年間(1492−1501)に木曽義元が興禅寺を中興した際に勅使門とともに城山から遷されたのだという。 |
勅使門は、義仲が以仁王の平家打倒の令旨を携えた使者を迎えた門だったのだとか・・・ 現在の門は1954年(昭和29年)の再建。 |
中央の宝篋印塔が義仲のもの。 右側は興禅寺開基で木曽十二代当主信道、左側は十八代当主義康の墓。 |
長野県木曽郡木曽町福島5659 JR中央本線木曽福島駅下車徒歩20分 |
長野県木曽郡木曽町日義290−1 JR中央本線宮ノ越駅下車徒歩5分 |
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