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換骨堂(元真如堂)
〜京都〜


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換骨堂(元真如堂)


 換骨堂は、真如堂(真正極楽寺)の旧地にあることから元真如堂とも呼ばれる。

 真如堂は、比叡山の戒算が、常行堂の本尊阿弥陀如来(慈覚作)を円融天皇の女御で一条天皇の生母である東三条院(藤原詮子)の離宮に安置したのが始まり。

 しかし、応仁の乱による戦火で堂塔は焼失。

 その後、各所を転々し、1693年(元禄6年)、この地の西南に再建されたのだという。

 そして、旧地には念仏堂が建てられ元真如堂と称されるようになる。

 1842年(天保13年)、念仏堂は尼僧寺院として再興され、曹洞宗に改宗、換骨堂と称されるようになった。


真如堂の阿弥陀如来は「うなずきの弥陀」と呼ばれている。




東三条院の供養塔
東三条院の供養塔

 藤原詮子は、摂政・関白・太政大臣を務めた藤原兼家の次女。

 円融天皇に入内して一条天皇を産んだ。

 弟の道長と甥の伊周が対立した際には道長を強く推し、道長の長女・彰子一条天皇に入内する際も推挙している。

 出家後、院号宣下を受け「東三条院」を称した。





〜真如堂の守護神〜

日吉神社
リンクボタン日吉神社

 換骨堂と隣接している日吉神社は、真如堂の守護神として日吉大社を勧請して創建された社。









歴史めぐり源頼朝




換骨堂
換骨堂

京都市左京区浄土寺真如町82−2

市バス「錦林車庫前」下車徒歩5分



真如堂
リンクボタン真如堂
(真正極楽寺)

京都市左京区浄土寺真如町82

市バス「真如堂前」または「錦林車庫前」下車徒歩8分



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