|
日吉神社は、984年(永観2年)に真如堂(真正極楽寺)が創建された際に守護神として日吉大社を勧請したことにはじまる社。 真如堂は、東三条院(藤原詮子)の離宮に比叡山の常行堂の阿弥陀如来を安置した際に創建されたが、応仁の乱による戦火で堂塔は焼失。 各地を転々とすることとなるが、日吉神社はこの地にとどまり祭事を行ってきた。 1693年(元禄6年)、この地の西南に再建されると鎮守社となるが、明治の神仏分離により独立した。 |
比叡山の守護神・日吉大社は猿を神使としている。 日吉神社の鳥居横の猿は比叡山を見つめているのだという。 また、本殿前の狛猿は、阿形が長寿の桃の実を持つ「長寿猿」で。 吽形が子猿を抱く「子守猿」。 |
延暦寺 |
日吉大社 |
日吉神社に隣接している換骨堂は、真如堂の旧地にあることから元真如堂とも呼ばれている。 |
京都市左京区浄土寺真如町53 市バス「錦林車庫前」下車徒歩5分 |
京都市左京区浄土寺真如町82 市バス「真如堂前」または「錦林車庫前」下車徒歩8分 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|