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間眠神社(まどろみじんじゃ)は、大洪水によって韮山の長崎から流れ着いた稲荷社であるという。 伊豆国の蛭ヶ小島に流されていた源頼朝が、源氏再興を祈願するため三嶋大社に百日間の参詣をする途中、路傍の祠の松の根もとで、しばしまどろんだという伝説が残されている。 そのため、この松は「頼朝公間眠の松」と呼ばれ、社は「間眠稲荷」・「間眠宮」と称されたのだと伝えられている。 |
豊受姫命(とようけひめのみこと) |
源氏再興のため三嶋大社に百日の参詣をした源頼朝。 昼は人目をはばかるので、夜になってから安達盛長一人を連れて社参していたが、ある時、たいそうな疲労に襲われて、松の根もとで仮眠をとった。 以来、その松は「頼朝まどろみの松」と呼ばれるようになったのだという。 |
韮山長崎の氏子が毎年8月1日の例祭に欠かさず奉納している注連縄。 |
間眠神社西南一体は「笠縫の里」と称され、住民は菅笠を編んでいたといい、現在でも三嶋大社の例祭には、菅の奉納が続けられているという。 「ふるにつけ 照るにつけても この神のめぐみにぞ着る三島菅笠」 |
源頼朝は三嶋大社に源氏再興を祈願し、1180年(治承4年)8月17日(三嶋大社の祭礼の日)に挙兵した。 |
源氏再興を祈願するため三嶋大社に百日間の日参をした頼朝が残した伝説。 |
三島市東本町2−11−35 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島田町・三島二日町駅から徒歩10分 |
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