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建長寺法堂の天井画「雲龍図」は、2000年(平成12年)、建長寺創建750年記念事業の一環として、十二所の日本画家・小泉淳作によって描かれた。 足かけ3年に亘る大作。 龍は仏の教えを人々に伝えるといわれ、天井に龍を描くのは修行僧に「法(教え)の雨を降らす」という意味があるのだという。 また、「火災から護る」という意味もあるらしい。 2002年(平成14年)に開眼法要が営まれた。 |
建長寺の龍の爪は5本、円覚寺の龍の爪は3本。 |
長谷の駕籠かきが坂ノ下の海から建長寺まで乗せたのは、方丈の池の主だった。 |
京都の建仁寺の双龍図も小泉淳作によるもの。 2002年(平成14年)に創建800年を記念して描かれた。 奈良の東大寺には・・・ 2006(平成18年)に「聖武天皇・光明皇后御影」を、2010年(平成22年)に「襖絵」(鳳凰4面、飛天4面、散華4面、桜12面、蓮池16面)を奉納している。 |
建長寺 |
法堂 |
建長寺は、五代執権北条時頼が宋の蘭渓道隆を招いて開いた日本で初めての「禅専門道場」。 臨済宗建長寺派大本山。 鎌倉五山の第一位。 |
鎌倉市山ノ内8 0467(22)0981 JR北鎌倉駅から徒歩15分 |
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