|
1894年(明治27年)、作家夏目漱石は、円覚寺の塔頭帰源院に止宿し、釈宗演に参禅した。 そのときのことは小説『門』に描かれている。 「夏目漱石参禅100年記念碑」には、1912年(大正元年)9月11日に漱石が当時東慶寺にいた釈宗演を再訪したときの様子を書いた『初秋の一日』と、宗演の手紙の一部が刻まれている。 漱石の再訪に同道した満鉄総裁の中村是公と”連れション”をしたと思われる場所に、1994年(平成6年)12月に建てられた。 |
東慶寺は、北条時宗の妻覚山尼が開いた。 かつては、鎌倉尼五山第二位の格式を誇り、夫の横暴に悩む女性の救済場所だった。 |
|