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「けけら木」は、台風の影響で芦ノ湖が荒れた際に浮かんできた樹木の化石。 古来、伊豆・駿河・相模の境を示していた木だったのだという。 そのため、箱根神社の縁起には、平安・鎌倉時代、国守の代理となって任国に赴いた「目代」にちなんで「目代木」(計計良記と訓む)と記されているのだとか。 「けけら木」は「こころ木」ともいわれ、源実朝は二所詣の折に、 「たまくしげ 箱根のみうみ けけれあれや 二国かけて なかにたゆたふ」 と詠んだ。 |
1180年(治承4年)、石橋山の戦いに敗れた源頼朝は、箱根権現(箱根神社)の別当行実を頼って逃れた。 のちに頼朝は走湯権現(伊豆山神社)・箱根権現の二所と三嶋社を参詣する「二所詣」を始めている。 |
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80−1 伊豆箱根バス「元箱根」下車 箱根登山バス「元箱根港」下車 徒歩10分 |
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