鎌倉手帳(寺社散策)

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初 薬 師
日向薬師:伊勢原市

編集:yoritomo-japan.com







 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止・変更となる場合もあるかと思われます。
 開催の有無や参拝・見学の可否等を確認願います。


日向:初薬師


 1月8日は日向薬師の「初薬師」。

 一年間の無病息災と身体健全をご祈念する祭事で、「薬師粥」の振る舞いがあります。

 本尊の薬師如来は行基が42歳のときに彫ったと伝えられるもの。

 12年に一度開扉されるという習わしでしたが、現在では、1月1、2、3日(初詣り)・1月8日(初薬師)・4月15日(本尊開扉大法会)のときに開扉されています。

 ※本尊は宝殿に安置されています。


年末年始の日向薬師

〜除夜の鐘〜
23:00から1:00頃
(2:00頃まで開門)

〜初詣り〜
1月1日〜3日
6:00〜17:00

〜初薬師〜
(1月8日)
8:00〜16:00
(祈願受付・宝殿拝観は9:00〜)






〜薬師粥〜

日向:初薬師

 1年間の無病息災と身体健全を祈念し、薬師粥の振る舞いがあります。

 餅入りの七草粥です。

薬師粥
「薬師粥」の振る舞いは、
午前11時頃から。



〜北条政子の安産祈願所〜

 1192年(建久3年)、源頼朝は、北条政子安産祈願所とし、神馬を奉納した。

 ※誕生したのは、のちの三代将軍源実朝



〜大姫の病気治癒祈願〜

 1194年(建久5年)、源頼朝は、木曽義高との悲恋が原因で病となった大姫の治癒祈願のため、霊山寺(日向薬師)を参詣し「大太鼓」を納めたといわれている。

 この年の7月29日、源頼朝の長女大姫が危篤状態に陥った。

 八方手を尽くしてもその効果が表れなかったことから、8月8日明け方、相模国で知られた日向薬師を参詣したのだと伝えられている。

 (参考:岩船地蔵堂 木曽塚


リンクボタン大姫の病気治癒祈願・日向薬師



〜北条政子の参詣〜

 1211年(建暦元年)には、北条政子実朝室とともに参詣しています。


道灌まつり







歴史めぐり源頼朝



日向薬師
リンクボタン日向薬師


 日向薬師は、716年(霊亀2年)に行基によって開かれた霊山寺をはじまりとする。
 鎌倉時代には源頼朝も参詣した。


伊勢原市日向1644
0463−95−1416

小田急線「伊勢原駅」より『バス』日向薬師行き終点下車すぐに参道あり


リンクボタン源頼朝ゆかりの大山寺・日向薬師・飯山観音を巡る



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