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鶴岡八幡宮は、1063年(康平6年)、源頼義が由比郷鶴岡に石清水八幡宮を勧請したことに始まります(由比若宮)。 社殿を造営した源頼義は、前九年の役の戦勝祈願の際に石清水八幡宮から賜った破魔弓と破魔矢を奉納しました。 鶴岡八幡宮に伝わる国宝の「朱漆弓」・「黒漆矢」・「沃懸地杏葉螺鈿平胡なぐい」は、その時に奉納されたものと伝えられています(参考:古神宝)。 鶴岡八幡宮で授与される「破魔矢」は、この吉兆にならって考えられたもの。 新年に授与される破魔矢は大小合わせて25万5千本。 神職や巫女が鏑を付けたり、鈴飾りを付けて仕上げたものです。 |
※ | 源頼義が奉納した弓矢(「朱漆弓」・「黒漆矢」)は本宮回廊にある宝物殿で複製を拝観することができます。 |
正月には本宮楼門に大きな矢が掲げられます。 |
そして1月5日には弓矢の信仰と伝統にもとづく「除魔神事」が執り行われます。 |
鶴岡八幡宮は、源頼朝をはじめとする武門の篤い信仰を受け「弓矢八幡」と呼ばれていました。 |
鎌倉市雪ノ下2−1−31 0467(22)0315 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
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