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浜降祭は、相模国一之宮の寒川神社の神輿をはじめ、寒川町、茅ヶ崎市の約40基の神輿が茅ヶ崎西浜海岸に集結し、早朝の海で「禊」(みそぎ)を行う祭事。 「暁の祭典」とも呼ばれ、神奈川県無形民俗文化財に指定されています。 開催日は「海の日」。 |
2024年の浜降祭 |
〇 午前4時頃〜 (神輿が順次祭典会場に入場) 〇午前7時 浜降祭合同祭開式 〇午前8時 発輿(帰路) |
※ | 神輿が海に入るのは4時から7時の入場時と祭事終了後の8時頃から。 |
浜降祭の起源については明らかではないようですが、伝えられているている話の一つには・・・ 1838年(天保9年)、相模国六社が集う国府祭(こうのまち)が終わった後、相模川の渡し場で寒川神社の氏子と前鳥神社の氏子が争いを起こし、寒川神社の神輿が川に落ちてしまったそうです。 数日後、 南湖の網元・孫七がご神体を発見して寒川神社に届けたことが契機となり、毎年、神輿が南湖の浜に出向いて「禊」(みそぎ)をするようになったのだといいます。 |
そのような伝承の一方で・・・ 『新編相模国風土記稿』によると、鶴嶺八幡宮は、古くより浜で禊を行っており、合祀した佐塚明神社の祭礼「浜降祭」を主宰していたのだという話もあるようです。 |
神明大神宮は、源頼朝に仕えた大庭景義(景能)が懐島館の鬼門に伊勢神宮を勧請して建立した社。 |
JR茅ヶ崎駅南口から徒歩20分 会場には駐車場がないので徒歩か臨時シャトルバスを利用。 |
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