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永明稲荷神社は、深谷上杉氏四代当主上杉房憲が1456年(康正2年)に深谷城を築城した際、 家臣の高橋永明が深谷城の戌亥の守護神として祀った社が始まり。 当初は別の場所にあったが、天和年間(1681−1684年)、村人によって現在地に移された。 1880年(明治13年)、韮塚直次郎が奉納した「富岡製糸場図大絵馬」は深谷市の文化財に指定されている。 |
深谷城跡 |
高台院 |
深谷城は、深谷北条家四代当主の房憲が築城した平城。 高台院は、三代深谷城主の上杉憲賢の菩提寺で、永明稲荷神社は高台院の裏に鎮座する。 |
韮塚直次郎(にらづかなおじろう)は、渋沢栄一・尾高惇忠とともに深谷の三大偉人と呼ばれ、富岡製糸場建設に貢献した人物。 尾高惇忠宅で働いていた搾油工の久保田熊次郎と住み込みの家事使用人銀との間に生まれた。 7歳の時に搾油業を営んでいた韮塚仙之助の養子となって韮塚を名乗る。 1872年(明治5年)に開業した富岡製糸場建設の資材の調達を任され、煉瓦製造などの任務にあたった。 富岡製糸場の操業後は、賄方(社員食堂の運営)を担当した。 |
富岡製糸場は、日本初の本格的な器械製糸の工場。 |
埼玉県深谷市田谷308 |
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