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蜻蛉(かげろう)の古蹟は、紫式部の『源氏物語』で宇治を舞台に描かれた「宇治十帖」ゆかりの地。 三室戸寺の参道から「かげろうの道」に入ると碑が建っている。 「宇治十帖」の蜻蛉のタイトルは、薫が大君・中の君・浮舟を想って詠んだ 「ありと見て手にはとられず見ればまたゆくへもしらず消えしかげろふ」 にちなむもの。 蜻蛉の巻では、失踪した浮舟が入水したとして、遺骸のないまま葬儀が営まれ、身辺の品々が火葬される。 薫と匂宮のもとにも浮舟の死が知らされるが、石山寺に参籠していた薫は葬送の後に事の真相を知らされた。 薫は浮舟の四十九日の法要を宇治山の寺で盛大に営むが・・・ |
薫が参籠していた石山寺は、紫式部が『源氏物語』を起筆した寺といわれる。 |
薫が浮舟の四十九日法要を営んだ宇治山の寺は、三室戸寺のことともいわれる。 |
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