中世歴史めぐり

徳川氏発祥の地 松平氏発祥の地
家康生誕地 東照宮

徳川家康



日吉山王社本殿
〜瀧山寺・瀧山東照宮〜


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日吉山王社本殿


 日吉山王社は、12世紀前半に比叡山で修行し、瀧山寺の中興の祖といわれる仏泉永救(ぶっせんえいぐ)が、日吉大社を勧請して瀧山寺の守護神として創建。

 1608年(慶長13年)に徳川家康が社殿を建立したと伝えられ、現在の本殿は1645年(正保2年)に徳川家光が隣接地にある瀧山東照宮を建立した際に再建したものと考えられている。



日吉大社
リンクボタン日吉大社
(滋賀県大津市)

 比叡山の鎮守・日吉大社は山王として崇められてきた社で、徳川家康の信仰も篤かったのだという。









〜山王権現と猿〜

日光東照宮の三猿
リンクボタン日光東照宮の三猿

 日吉大社は猿を神使としている。

 第十八代天台座主の良源(元三大師)が詠んだという「七猿の歌」には・・・

 「見ず聞かず言わざる三つのさるよりも思わざるこそまさるなりけれ」というのがある。

 この歌から三猿が出てきたともいわれる。

 848年(嘉祥元年)、第三代天台座主の円仁が日光に来山し、満願寺(輪王寺)は天台宗寺院となった。

 二荒山神社には、その際に円仁が日吉大社を勧請して創建したという日枝神社が祀られている。

 家康が葬られた久能山東照宮にも日枝神社が祀られている。



八坂庚申堂の三猿
リンクボタンお猿のお寺の三猿
(京都:八坂庚申堂)

 八坂庚申堂は、日本最古の庚申堂といわれている。

 庚申の「申(サル)」から「猿」は庚申の神使なのだという。

 庚申塔に三猿が彫られるようになったのは、山王信仰と庚申信仰が結びついたからとも考えられるのだという。



七猿歌




日光二荒山神社
リンクボタン二荒山神社
久能山東照宮
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輪王寺
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日光東照宮
リンクボタン日光東照宮



東照宮










瀧山寺
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瀧山東照宮
リンクボタン瀧山東照宮

愛知県岡崎市滝町山籠107

名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から名鉄バス「滝山寺下」下車。



徳川家康生誕の地
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