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来 福 寺
〜三浦市〜

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三浦・来福寺


 来福寺は、鎌倉時代に活躍した武将和田義盛の菩提寺。

 浄土真宗東本願寺末の寺院だが、当初は天台宗の寺として建永年間(1206 - 1207)に義盛が鎌倉の名越に創建したのが始まりなのだと伝えられている。

 和田合戦で義盛が滅亡した後の1217年(建保5年)、和田の里に移され、さらに1670年(寛文10年)、現在地に移されたのだという。

 開山は祐憲(三浦義明の曾孫)。

 本尊は阿弥陀如来。

 山号は鹿穴山(または和田山)

 本堂には義盛の像が安置されている。

 義盛像は室町時代の作と伝えられ三浦市の指定文化財。



和田義盛像
和田義盛像
(2019年「三浦市民」6月号より)








来福寺本堂


 和田義盛は、三浦義明の孫で、源頼朝に従い、平家討伐奥州征伐で武功を立てた武将。

 鎌倉幕府の侍所別当を務めた。

 頼朝死後の1213年(建暦3年)、北条義時の挑発により合戦に及び、由比ヶ浜で最期を遂げた(和田合戦)。



来福寺鐘楼



和田義盛

和田合戦


相模の武将 三浦一族







来福寺

三浦市南下浦町上宮田1859

京急「三浦海岸」駅から徒歩20分程度


和田城址
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来福寺
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