|
玉泉寺(真言宗)は、江戸時代に小林若狭という人物が建立した。山号の「聖天山」は、背後の山に聖天の祠があったことによるという。 本尊の不動明王像は、胎内に小さなお不動さまを抱えていることから、「胎内不動」と呼ばれ、この胎内の像は願行が作ったものとされている。 願行は泉涌寺派の法燈を鎌倉に植えつけた僧(泉涌寺第六世)で、大山寺の鉄造不動明王像(国重文)を鋳造したことで知られている。 |
開基 | 小林若狭 |
本尊 | 不動明王 |
玉泉寺背後のやぐらには、小林若狭の父とその部下一族数十名が葬られていると伝わる。 |
覚園寺の愛染堂に置かれている鉄造不動明王像は、願行が大山寺の不動明王像を鋳造するに当たって試しに鋳造したものと伝えられ、「試みの不動」と呼ばれている。 願行が鋳造した大山寺の鉄造不動明王は、毎月8・18・28日と11月8日〜12月8日に開催されるもみじ祭りで開帳されている。 |
鎌倉に泉涌寺派の法燈を伝えた願行 |
戦国時代の名城「玉縄城址」周辺を散策(okadoのブログ) |
鎌倉市玉縄3−687 0467(45)3149 大船駅西口より徒歩10分 |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
|