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「宝所在近」の額を掲げた浄智寺の総門。 |
そのまま読めば「宝のある所は近くにある」ということだが、「宝所」とは悟りの世界の彼岸のこと。 つまり「彼岸はそう遠いところにあるものではない。立派な僧侶になるための努力をせよ」という意味になるのだという。 この門をくぐりすり減った石段を上がって行けば、鎌倉でも珍しい中国風の山門(鐘楼門)が見える。 門前の井戸は、鎌倉十井の一つ「甘露ノ井」。 |
浄智寺は、鎌倉五山の第四位。 その格式にふさわしく、盛時には、蔵雲庵・正昭庵・正源庵などの塔頭や諸堂があったという。 |
鎌倉市山ノ内1402 0467(22)3943 北鎌倉駅より徒歩10分 |
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